PwCコンサルティングの学歴フィルターは「SMART以下」?新卒採用実績から完全解析しました。

PwCコンサルティング_学歴フィルター

 

Yahoo知恵袋に下記のような質問がありました。

 

pwcコンサルティングって学歴フィルターありますか?

知恵袋

 

PwCコンサルティングとは、世界4大監査法人の「BIG4」の一角を担う総合コンサルティングファームです。

 

従業員数は約3,000名で、近年はDXビジネスの拡大を受けて売上高は1,000億円近くになっており、

 

新卒採用も活発に行われ、毎年300名近くの新卒を採用しています

 

このpwcコンサルティングですが、就活シーズンになると話題に上がるのが「PwCコンサルティングには学歴フィルターが存在するのか?」という疑問です。

 

特にMARCHや関関同立といった「難関~準難関」あたりの就活生が気にすることの多いこの疑問、気になりますよね。

 

そこで、この記事ではPwCコンサルティングの新卒採用実績を細かく分析し、PwCコンサルティングに学歴フィルターが存在するかどうか細かく解説します。

 

目次

PwCコンサルティングの学歴フィルターは「SMARTとMARCHの間」にある

PwCコンサルティングにおける2022年の新卒採用者全327名の出身大学を一覧化しました

 

順位 大学名 採用人数 大学群
1 慶応義塾大 83 早慶
2 早稲田大 59 早慶
3 東京大 21 東京一工
4 東京工業大 19 東京一工
5 上智大 17 SMART
6 一橋大 15 東京一工
7 京都大 12 東京一工
8 東北大 10 旧帝大
大阪大 10 旧帝大
明治大 10 SMART
11 東京外国語大 8
12 筑波大 7 筑横千
横浜国立大 7 筑横千
東京理科大 7 SMART
同志社大 7 関関同立
16 北海道大 6 旧帝大
創価大 6
中央大 6 MARCH
19 青山学院大 5 SMART
20 名古屋大 4 旧帝大
国際基督教大 4
立命館大 4 関関同立

 

参考情報として、一番右の列に「大学群」を記載しています。

 

→大学群って何?という人は下記記事をチェック!大学群28個についてまとめています。

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ここからは大学別の採用人数を見ながら、学歴フィルターについて分析していきましょう。

 

PwCコンサルティングの採用大学は早慶が圧倒的に多い

一覧表を見てまず目に付くのが早慶の多さです。

 

慶応義塾大が83名、早稲田大が59名と、他の大学を圧倒していることがわかります。

 

この傾向は他の総合系・デジタル系コンサルティング会社と似ており、

 

どの会社も早慶の出身者がトップ1・2を占めることがほとんどです。

 

また、他の業種における採用実績を見ても、有名企業では大体トップ5に早慶が入っており、

 

早慶生が就活で最も有利であることはほぼ間違いないと言えるでしょう。

 

ちなみにコンサルティング業界では、早稲田大と慶應義塾大で比較すると、若干慶應の方が人数が多い傾向がありますね。

 

PwCコンサルティングの採用大学2番手は「東京一工・旧帝大」

早慶に次いで採用人数が多い大学は「東京一工・旧帝大」です。

 

東京大(21名)、東京工業大(19名)、一橋大(15名)、京都大(12名)、東北大(10名)、大阪大(10名)、と難関国立大学が並んでいますね。

 

他の総合系コンサルティングファームと比べると、若干旧帝大からの採用者が多い傾向があります。

 

ここまでに登場した「早慶&東京一工・旧帝大」の人数を合計すると246名。

 

なんと採用人数全体の約75%を「早慶&東京一工・旧帝大で占めている」という結果となりました。

 

残り25%の枠を他の大学で争うことになります。

 

PwCコンサルティングの採用大学はSMARTがギリギリ合格圏内

一覧表をさらに見ていくと、続いて上智大(17名)、明治大(10名)、東京理科大(7名)、同志社大(7名)、青山学院大(5名)、立命館大(4名)と、「SMART」「関関同立」が続きます

 

上智大と明治大がギリギリ2桁の採用人数となっていますが、その他の大学は採用人数が一桁にとどまっており、

 

このランクの大学まで来ると採用人数がかなり減ることがわかりますね。

 

SMARTの採用人数は計39名いますが、関関同立は計11名しかいません

 

このあたりが学歴フィルターの下限になっている可能性があります。

 

PwCコンサルティングの採用大学はMARCH以下になるとほぼ皆無

さらに下位の大学になってくると、採用が厳しくなってきます。

 

かろうじてMARCHから中央大が6名採用されていますが、MARCHより下の大学群(日東駒専や産近甲龍など)は全く見当たらなくなります

 

いくら大学間で学生の基礎能力に差があるとはいえ、MARCH以下から6名しか採用されていない(日東駒専レベルだとゼロ)というのは少し違和感があります。

 

PwCコンサルティングの学歴フィルターは「SMARTと関関同立・MARCHの間」あたりにある可能性が高いのではないでしょうか。

 

例外:創価大学がなぜか入っているのは学歴フィルターを超えた理由が?

一覧の中で異色といえるのが創価大で、何と6名も採用者を輩出しています。

 

創価大学の偏差値は大体35~50くらいなので、大学のランキングだと大東亜帝国レベルです。

 

大東亜帝国のさらに上位である日東駒専レベルでさえ1名も採用していないPwCコンサルティングにおいて、

 

創価大からの採用人数「6名」はかなりレアケースと言えるでしょう。

 

創価大には学歴フィルターを超えた何らかの事情があるのかもしれませんね。

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